手描き加賀友禅 - 久恒俊治
世界に加賀友禅を発信する手描き加賀友禅作家久恒 俊治
友禅染めは、江戸元禄の頃に宮崎友禅斎によって始められたと言われる”伝統的な染色技法”です。久恒俊治は「加賀友禅をもっと身近に感じていただきたい」という想いから、着物制作のノウハウを活かしてあらゆる素材に加賀友禅染めを試みています。先任の技術を生かして、現代に合う染めを生み出し、「加賀五彩」を基調とした色彩で、繊細な自然美の世界を描きます。
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- 肩 書
- 加賀友禅作家
伝統的工芸品 加賀友禅 手描き技術者(落款)登録済み
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- 経 歴
- 1973年 加賀友禅作家鶴見保次工房に入門
1987年 独立して『友禅空間工房久恒』を開設
1990年 皇太子妃雅子様、御婚礼用桐ダンスの油単に加賀友禅を染める
2005年 紀宮様御婚礼のおり、宮様用贈答品に友禅夢樹の折敷を制作
2006年 友禅シート石川ブランド・金沢ブランド認定
2007年 日印国交50周年記念、外務省・国際交流基金認定
2007年 インドにおける日本年にて『加賀友禅サリー』を発表
2008年 金箔手描加賀友禅が石川ブランド・金沢ブランドに認定
2011年 TBS「夢の扉+」、NHK「あさイチ」で天女の羽衣手描加賀友禅染スカーフが紹介
2012年 スターバックスコーヒー香林坊109店に友禅夢樹パネルを納める
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- 代表作
- 1995年 木に手描きで友禅を施した『友禅夢樹』が「石川県新技術開発交流展」にて金賞受賞。石川ブランドに認定される
2002年 木に友禅染をする技法で特許所得「全国伝統的工芸品公募展」に友禅行灯。 友禅ガラス皿が入選
2009年 石川デザイン展にて友禅テレビボード『せせらぎ』入賞