会社概要about us

有限会社インテリア茶箱クラブは1998年、主宰パイザー真澄により創業、2004年に「茶箱の存続・普及」を目的として法人化した会社です。
「インテリア茶箱🄬」を普及させることで茶箱全体の需要を掘り起こし、産業の復興を目指しています。
販売の他、全国にインストラクターを輩出し、手作りクラフトとしての普及も目指しています。(2020年3月現在100名)。

茶箱製造の後継者育成にも尽力しています。
2016年、茶箱産地の川根(静岡県榛原郡川根本町)に「株式会社前田工房」を設立し、前田宥氏の「前田製函所」から事業継承を受けて地場産業として茶箱を本格的に盛り立てる態勢を整えました。
2020年1月より同じ川根本町の桑野山にある新工場へ移転、前田氏の技術指導を受けながら、日々後進の育成に力を注いでいます。

  • 会社名
    有限会社インテリア茶箱クラブ
  • 設立
    2004年
  • 代表者
    代表取締役 パイザー真澄
  • 本部所在地
    〒142-0064 東京都品川区旗の台6-10-15
  • 電話番号
    TEL:03-6421-5257
  • FAX番号
    03-3786-8429
  • メールアドレス
    info@chabako.jp
  • 大阪事務所
    〒558-0004 大阪市住吉区長居東1-20-22 203号室 
    TEL 06-7164-1103
  • 芦屋教室
    〒659-0062 兵庫県芦屋市宮塚町12-24 宮塚旧邸住宅内6号室 
    TEL 090-1729-2664
  • 川根支社
    〒428-0411 静岡県榛原郡川根本町千頭837 
    TEL 0547-59-2210
  • 前田工房(子会社)
    〒428-0413 静岡県榛原郡川根本町桑山424-6 
    TEL 0547-41-5370
  • 古物商許可番号
    第302181904621号
  • 事業内容
    •インテリア茶箱の製作・販売(※茶箱製作は100%子会社 株式会社前田工房が担当)
    •茶箱存続活動
    •教室運営・講師育成
    •コラボレーション企画・展示会の企画・実施
パイザー真澄

インテリア茶箱クラブ主宰

パイザー真澄 Masumi Pizer

70年代、思春期の数年をロンドンで過ごし、海の向こう側から日本を愛でる機会を得る。
総合商社と銀行に勤務後、二児を得て退職。
1998年、日本在住の外国人宅にて「布張り茶箱」に出会う。
以降、仲間とともに「インテリア茶箱クラブ」を立ち上げ現在に至る。
常に新しい技術や手法を追及し、衰退しつつある茶箱産業の存続活動に力を注ぐ。

メッセージ

布張り茶箱は日本在住の外国人コミュニティ、そして限られたごく一部の日本人の間では昭和50年代から「日本風クラフト」として知られているものでした。

1998年、外国人コミュニティで「布張り茶箱 (Fabric Covered Chabako Box)」に出会い、すっかり魅せられて毎日のように制作をはじめました。
茶箱で溢れかえった自宅に徐々に友人たちが集まりだし、名前を「インテリア茶箱」(登録商標)と名づけて教室としての体裁が整っていきました。
その後、2004年に法人化、現在に至っております。

今では日本人の間でも着実に市民権を得つつあるインテリア茶箱です。
旗の台本部のほか、全国に認定教室が誕生し、活躍の場を広げております。
また、和洋の幅広い生地やデザイン、こだわりぬいた高い技術力をもって既製品販売や受注生産に力を入れています。
日本のモノづくりの技術と心を受け継ぐ、現代にも充分通用する素晴らしい実用性を誇る「茶箱」。
その現場に長く関わるうちに、「インテリア茶箱クラブ」の目標も少しずつ明確化してきました。
腕の良い職人の伝統技法と材料を用いた、温もりのある本物の「茶箱」を次世代へ繋ぎたい。これが一つの大きな夢となっています。

そこへ向かうためには、茶箱、そして茶箱を素材とした様々な業界が形成され、全体が盛り上がりを見せることが大事であると考えております。
そして、着物や帯など日本の伝統的な布、世界各国の美しい布、モダンな新素材など、多様なファブリックを自在に活用して、布文化の豊かな世界に触れるきっかけづくりもしていきたいと思います。

また、インテリア、工芸、手芸など幅広い分野とのコラボレーションを実現し、実用性に優れた収納として生活の中にしっかり溶け込むインテリア茶箱をプロデュースしてまいります。「座る」ことができることも大きな魅力です。
その為に、JIS基準の検査機関にて補強を施した茶箱の強度を確認してもらっています。
インテリア茶箱クラブは、常にお客様のご要望に耳を傾け、これからも日々創意工夫、そして研鑚を積み重ね、美しい事はもちろん、ヘビーユースに耐えうる丈夫なインテリア茶箱を仲間とともに目指してまいります。

沿革

2025年
• 書籍『Chabako-茶箱 インテリア茶箱 究極の収納アート』(パイザー真澄著/大和書房)出版
• 京橋「ギャラリーくぼた」にて出版記念展示会開催
• 明治記念館77周年記念オリジナルティアラ収蔵箱 採用
• 新コンセプト「Chabako-LAB」ローンチ
• ディズニー茶箱・スターウォーズ茶箱発売

2024年
• 大倉陶園協業茶箱発売
• 「月刊江戸楽」4月号「伝説の匠」に掲載
• 創業20周年記念バーチャル展覧会ローンチ
• NHK「あさイチ」(前田工房)出演

2023年
• 兵庫県芦屋教室を開設

2022年
• RIEDEL にて協業商品、RIEDEL(リーデル)茶箱発表
• 創業20周年記念バーチャル展覧会再公開

2021年
• 代官山「ヒルサイドフォーラム」にて20周年記念無人展覧会開催
• フランス「メゾン・エ・オブジェ」オンライン版にJETRO助成金により参加

2020年
• 前田工房、前田製函所からの事業承継成立

2019年
• ローマ教皇来日時の献上品「陸前高田 奇跡の一本松の十字架」収蔵箱として、西陣織「螺旋」のインテリア茶箱が採用

2018年
• 星野リゾート「界 遠州」朝食器「茶箱朝食」にレーザー刻印茶箱採用
• 阪急うめだ本店「スヌーピー」イベント限定ライセンスでスヌーピー柄茶箱制作販売

2017年
• フランス「ジュイ美術館」にてブラクニエ社「グランコレイユ」生地を使用した作品展示
• 日本ヴォーグ社「フレンチメゾンデコール」ディプロマコース監修

2016年
• 株式会社前田工房を設立(茶箱職人育成開始)
• 台湾三越 初出展

2015年
• 書籍『インテリア茶箱の世界~美しく暮らすための上質収納~』(梧桐書院)出版
• 京橋「ギャラリーくぼた」にて出版記念展示会開催
• フランス・パリ「Japan Expo」に出展
• レーザー刻印茶箱シリーズ制作開始
• 京友禅皇室献上作家 藤井寛氏ら伝統工芸士・アーティストとの協業開始

2013年
• 静岡県榛原郡に、川根支所開設
• 日本ヴォーグ社「フレンチデコ」ディプロマコース監修

2012年
• 大阪長居に教室を開設

2011年
• 「全国伝統的工芸品公募展」入選(江戸小紋・青木啓作氏との作品)
• 三越伊勢丹をはじめ大手百貨店での展示販売開始

2010年
• 在ウィーン日本大使公邸にて「インテリア茶箱お披露目会」開催

2009年
• 書籍『インテリア茶箱』(パイザー真澄著/梧桐書院)出版

2005年
• 認定インストラクタークラス開講

2004年
• 有限会社インテリア茶箱クラブ設立(法人化)

1999年
• 「旗の台教室」開設

1998年
• 茶箱との出会い